経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 117/308
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基礎知識300# 110アダム・スミス歴史から学ぶ経済学/経済学説史アダム・スミスの代表的著作と理論の特徴を説明しなさい。【解説】□解説ビデオクリップアダム・スミス(Adam Smith)、1723年生まれ-1790年没、代表的著....
基礎知識300# 110アダム・スミス歴史から学ぶ経済学/経済学説史アダム・スミスの代表的著作と理論の特徴を説明しなさい。【解説】□解説ビデオクリップアダム・スミス(Adam Smith)、1723年生まれ-1790年没、代表的著作は『国富論』(諸国民の富,TheWealth Of Nations)。アダム・スミスは経済学の父と呼ばれ、古典学派の創設者。スコットランドの人、父は税官吏、母は貴族の出であった。グラスゴー、オックスフォードの両大学で学び、ハチソンの後継者としてグラスゴー大学の道徳哲学講座を担当。『国富論』は、資本主義社会の最初の包括的な分析、社会科学史上最高の古典の一つである。古典学派(Classical)の体系を創始することによって、同時に科学的経済学の出発点となった。重商主義(マーカンティリズム)における貨幣の偏重と重農学派における農業労働の偏重とを両面批判して、富とは商品経済での社会的分業労働一般の生産物であり、この労働の生産力の発達が社会と人民との双方の富の矛盾なき増大をもたらすが、それは国の内外における自由な経済競争のもとでの資本の最大限の蓄積によってはじめて実現されると論じた。彼の著作には次のものが挙げられる。『道徳情操論』(1759年)、『グラスゴー大学講義』(1896年)など。(写真はWikipediaより)【関連問題】年月日1.アダム・スミスは『国富論』(第4篇第2章)で市場メカニズムをどのように喩えたか。