経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 126/308
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基礎知識300# 119シュンペーター歴史から学ぶ経済学/経済学説史シュンペーターの代表的著作と理論の特徴を説明しなさい。【解説】□解説ビデオクリップヨーゼフ・アーロイス・シュンペーター(Joseph Alois Schumpete....
基礎知識300# 119シュンペーター歴史から学ぶ経済学/経済学説史シュンペーターの代表的著作と理論の特徴を説明しなさい。【解説】□解説ビデオクリップヨーゼフ・アーロイス・シュンペーター(Joseph Alois Schumpeter)、1883年2月8日生まれ-1950年1月8日没。代表的著作は1912年に発表した『経済発展の理論』(Theory of Economic Development)である。技術革新(innovation)のアイデアの創設者。オーストリアのモラビアに生まれ、ウィーン大学でボェーム・パヴェルクやウィーザーに師事、チェルノヴィッツおよびグラーツ大学教授を経て交換教授として米国に渡り、帰国後オットー・バウアー共和国内閣の大蔵大臣(1918年)、またウィーンの銀行総裁も務めた。その後、ボン大学教授となったが、1933年アメリカに移住、ハーヴァード大学教授として生涯を終った。彼は社会科学全般にわたる万能の巨匠であって、資本主義の経済的・社会的・文化的全過程の歴史的変化に関する体系的解明を企図した点ですぐれている。そして歴史的過程の解釈のための変動の論理を創造的な「革新」の原理の中に求めたことは余りに有名である。彼のその他の著作には次のものがある。『景気循環の理論』(Business Cycles)、『経済分析の歴史』(History of Economic Analysis)、『資本主義・社会主義・民主主義』(Capitalism, Socialism, andDemocracy)など。第1長波第2長波第3長波第4長波17831842 1897 1953 2015鉄鋼紡績(産業革命)鉄道建設電気化学自動車原子力エレクトロニクス石油化学バイオ・ナノテク太陽光発電IT『景気循環の理論』に加筆【関連問題】年月日1.シュンペーターと同年に生まれた経済学者は誰か。