経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 15/308
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基礎知識300# 8消費関数1マクロ経済学/マクロ経済学消費関数が、C=0.8Y+40であるとする(C:消費、Y:所得)。この時、限界消費性向はいくらか。また、所得が0円の時、消費はいくらか。単位は、全て兆円とする。【解....
基礎知識300# 8消費関数1マクロ経済学/マクロ経済学消費関数が、C=0.8Y+40であるとする(C:消費、Y:所得)。この時、限界消費性向はいくらか。また、所得が0円の時、消費はいくらか。単位は、全て兆円とする。【解説】□解説ビデオクリップ消費関数C=0.8Y+40において、Yの係数である0.8が限界消費性向である。つまり、消費関数の傾きが0.8であるということは、所得が1円微少に増えた時に消費が0.8円増加することを表している。また、所得が0円である時の消費は、C=0.8Y+40=0.8×0+40=0+40=40(兆円)。所得がゼロの時に消費がゼロにならないのは、生存を維持するのに必要な最低の水準が存在するからで、これを独立的消費もしくは、基礎的消費という。例えば、われわれ人間は必要な量の食事をとらなければ生きていくことはできない。これは所得水準に関わらない事実である。ただ、独立的消費は、このような生存水準に関わることだけではなく、所得水準に依存しない消費を全て含んだ部分である。? #005限界の概念【関連問題】年月日1.消費関数が、C=0.8Y+40であるとする(C:消費,Y:所得)。この時、独立的消費はいくらか。2.独立的消費にはどのようなものがあるか。