経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 154/308

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基礎知識300国際経済# 147自由貿易の利益:関税の効果/国際経済学入門関税はどのような仕組みで国内産業を保護しているか。【解説】□解説ビデオクリップ外国から輸入される財に対して税関を通して徴収される関税の課....

基礎知識300国際経済# 147自由貿易の利益:関税の効果/国際経済学入門関税はどのような仕組みで国内産業を保護しているか。【解説】□解説ビデオクリップ外国から輸入される財に対して税関を通して徴収される関税の課税方法には2つあり、(1)従量関税方式:財の輸入量(kgや個数で量る)に応じて一律の関税をかける方法例えば、1kgあたりの関税額をt円/kgとすると、?1kg当たりの関税込みの販売価格? ? ?国際価格? ?t円.(2)従価関税方式:財の出荷価格ベースで一律の税率の関税をかける方法例えば、関税率(%)をτ? 100%とすると、(τは#061ギリシャ文字記号を参照)?1単位当たりの関税込みの販売価格? ? ?国際価格? ? ?1?τ?円.どちらの方式でも国内での1単位当たりの販売価格が関税分だけ高くなり、国内の輸入競争産業にとって競争が緩和される効果が働く。上記の2つの方式をどのように使い分けるかについての基準はない。強いていうならば、重量と財の価値が比例しない場合(例えば、ダイヤモンドや希少金属など)には、従価方式のほうが税を徴収しやすい。一般的に税金の大きさは実額よりも%による税率表示のほうがわかりやすいのも事実である。そこで、従量方式で課税されている財への関税額を従価方式の%表示に変換する方法が便利である。1単位当たりの従量関税額従価関税率?%? ?? 100.1単位当たりの出荷?国際?価格例えば、UNCTADSTATによれば2011年の米国産小麦の平均出荷価格は328.50ドル/tであった。日本が小麦に対して課税している関税額は65円/kgなので、為替レートを1ドル?80円として従価関税率に変換すると、65,000円小麦への従価関税率?%? ?? 100≒247%.80 ? 328.50円となる。65円/kgの小麦への関税は従価方式で税率表示するとおよそ247%に相当することになる。【関連問題】年月日財務省Webサイト『実行関税率表』によれば、日本は米国産のコメが輸入されるとき、1kg当たり402円の関税を徴収する。(1)米国産のコメ1t当たりの出荷価格が523ドルである時、為替レートを1ドル?80円として換算すると、10kgあたり何円で出荷されるか。(2)米国産のコメが日本に輸入されるとき、10kgあたりの関税額はいくらになるか。(3)米国産のコメに対する1kg当たり402円の従量関税は何%の従価関税に相当するか計算せよ。