経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 175/308

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基礎知識300財政# 168国民経済計算での公的部門/財政学入門政府のマクロ経済統計である国民経済計算においては、政府(公共部門)は「公的部門」として区分されている。では、この公的部門の正しい定義と範囲は....

基礎知識300財政# 168国民経済計算での公的部門/財政学入門政府のマクロ経済統計である国民経済計算においては、政府(公共部門)は「公的部門」として区分されている。では、この公的部門の正しい定義と範囲は何か。【解説】□解説ビデオクリップ国民経済計算(SNA:System of National Accounts)では、一般政府と公的企業を合わせたものを公的部門と呼んでいる。一般政府は中央政府(国)、地方政府(地方公共団体)、社会保障基金という三つの部門によって構成されている。また公的企業には、非金融業務を行う郵便局株式会社や日本中央競馬会(JRA)などや、金融業務を行う国際協力銀行、日本政策投資銀行のような、国や自治体とは独立した運営主体として公共サービスを供給している公的法人企業がある。その他、国有林野事業や財政投融資資金特別会計のように国が直接担当している事業や、市バスや公営地下鉄などの地方交通事業や上水道など地方公共団体が直接担当している事業も含まれる。? #003 GDPの構成要素【関連問題】年月日1.SNAの正式名は何か。2.SNAのデータは、どの機関がまとめて公表しているか。3.公的企業にはどのようなものがあるか。