経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 221/308
このページは 経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 の電子ブックに掲載されている221ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
基礎知識300# 214行政行為法と社会/行政法行政行為の定義と特徴を紹介せよ。【解説】□解説ビデオクリップ行政庁が一方的判断に基づく公権力の行使として、具体的事実に関して国民に対....
基礎知識300# 214行政行為法と社会/行政法行政行為の定義と特徴を紹介せよ。【解説】□解説ビデオクリップ行政庁が一方的判断に基づく公権力の行使として、具体的事実に関して国民に対して直接法的効果フェアヴァルトゥングスアクトを生じさせる行為を「行政行為」(Verwaltungsakt)という。行政手続法や行政事件訴訟法でいう「(行政)処分」という用語もほぼ同義となる。行政行為の特徴だが、まず、行政行為は「具体的事実」に関するものなので、一般的・抽象的に行政庁が決定する「行政立法」や「行政計画」とは異なる。次に、行政行為とは一方的になされる行為なので、行政庁が契約の当事者となる「行政契約」などは行政行為にはならない。最後に、行政行為は国民に直接法的効果を発生させる行為なので、「通達」や「職務命令」のような行政機関の内部行為、法的拘束力のない「行政指導」、道路の修繕などのような法的効果が生じない「事実行為」は行政行為ではない。【関連問題】年月日1.行政行為の効力について紹介せよ。