経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 23/308

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基礎知識300マクロ経済学# 16均衡所得の決定(開放経済)1国際経済学入門/マクロ経済学ある国の需要が、消費(C)、投資(I)、政府支出(G)、輸出(X)、輸入(M)で構成されているとする。この時、均衡所....

基礎知識300マクロ経済学# 16均衡所得の決定(開放経済)1国際経済学入門/マクロ経済学ある国の需要が、消費(C)、投資(I)、政府支出(G)、輸出(X)、輸入(M)で構成されているとする。この時、均衡所得の条件式は、どう表されるか。【解説】□解説ビデオクリップ輸出(export)は国内で生産したものを外国が需要したものであること、輸入(import)は外国が生産したものを国内に供給したものであることを踏まえると、貿易が存在する場合の均衡所得の条件式は、閉鎖経済の均衡条件式の需要項目に輸出を加え、供給項目に輸入を加えることによって得られる。よって、総供給=国内生産+輸入=Y+M総需要=消費+投資+政府支出+輸出=C + I + G+Xであるから、均衡条件はY =C + I + G+X-Mと表せる。なお、国内の需要要因を足した消費+投資+政府支出(C + I + G)を内需、外国の需要要因である輸出-輸入(X-M)を外需と呼ぶ。外需を純輸出(Net Export)としてまとめて以下のように表現することもある。Y =C + I + G+NX? #161貯蓄‐投資バランス【関連問題】年月日1.内需とは何か。2.外需とは何か。