経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 272/308

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基礎知識300地域と経済社会# 265地域循環と分析手法/まちづくり論一国の経済活動の様相を産業間の連結を主軸としてひとつの経済循環の統計数値の見取り図にまとめたものを何と呼んでいるか。【解説】□解説ビデオク....

基礎知識300地域と経済社会# 265地域循環と分析手法/まちづくり論一国の経済活動の様相を産業間の連結を主軸としてひとつの経済循環の統計数値の見取り図にまとめたものを何と呼んでいるか。【解説】□解説ビデオクリップ地域産業連関分析は、全国の経済についての産業連関表(inter-industry relations table)および産業連関分析の考え方を地域経済の場合に適応して行うものである(大友篤『地域分析入門』,東洋経済新報社,1997年)。産業連関表の構成は、次の図のとおりである。図産業連関表の構成出典:近畿経済産業局サイト(http://www.kansai.meti.go.jp/1-7research/I-O/h12/what_io.html)表の列は、各部門がその製品を産出するのに要した費用または投入(input)の構成を、中間投入と付加価値に大別して示している。対して、行は、各生産物の販路または産出の配分の構成が、中間需要と最終需要に大別して示されている。分析上、重要なツールとして投入係数表と逆行列係数表がある。なお、産業連関表については、各自治体のサイトで解説されているが、分かりやすい例として、三重県の「産業連関表(ここがポイント)http://www.pref.mie.jp/DATABOX/keizai/p_sanren2000/p_sanren.htm#1」がある。紙幅に余裕がないので、そちらを参照して欲しい。【関連問題】年月日1.逆行列係数とは何か。2.投入係数とは何か。