経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 277/308

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基礎知識300地域と経済社会# 270名古屋の始まり/地域活性化研究名古屋の町の始まりは、徳川家康の命によって当時尾張の中心であった清洲のまちを現在の名古屋に遷府させたことによるが、それを何と呼ぶか。【解説】....

基礎知識300地域と経済社会# 270名古屋の始まり/地域活性化研究名古屋の町の始まりは、徳川家康の命によって当時尾張の中心であった清洲のまちを現在の名古屋に遷府させたことによるが、それを何と呼ぶか。【解説】□解説ビデオクリップ徳川家康の第9男の義直に清洲城を継がせる際、水攻めを受ける恐れのある清洲城の立地が問題となり、家康の命によって名古屋遷府、いわゆる清洲越しが行われた。1610(慶長15)年に、名古屋城築城とともに城下の整地が着手されるとともに、清洲から町ぐるみの引越が行われ、この間、6~7万人もの人々が移動したといわれている。1610年より、名古屋城の石垣や堀の土木工事が、加藤清正・福島正則・前田利光など西国の外様大名20名による「天下普請」で行われ、また同時に、城下の整地が着手され、名古屋の町に物資を運ぶための運河、後の堀川の開削工事も始まった。名古屋は、近世都市として造られたまちのため、当時としては珍しい、四方に直線状に区分された「碁盤割り」と呼ばれる町並みを形成していた。この碁盤割りには、主に清洲越し商人が住み、上級武士は三の丸に、それ以外の武士は、碁盤割りの南側と東側に配置されていた。参考文献:『なごや四百年時代検定』名古屋商工会議所『堀川沿革誌』末吉順治著、愛知県郷土資料刊行会? #274名古屋市【関連問題】年月日1.東海道41番目の宿、宮の宿(熱田)から、伊勢桑名までの航路を何と呼ぶか。2.名古屋の異称「蓬左」とはどのような意味か。