経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 280/308

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基礎知識300地域と経済社会# 273ウォーターフロント開発の歴史/地域活性化研究魅力的なまちづくりには、港の開発がかかせないものである。港町でもある名古屋において、歴史上、ウォーターフロント....

基礎知識300地域と経済社会# 273ウォーターフロント開発の歴史/地域活性化研究魅力的なまちづくりには、港の開発がかかせないものである。港町でもある名古屋において、歴史上、ウォーターフロント開発に尽力した実業家とは誰か。【解説】□解説ビデオクリップ末吉順治『堀川沿革誌』愛知県郷土資料刊行会によれば、明治期に、名古屋・末広町の実業家山田才吉は、大変なアイディアの持ち主であっただけではなく、資本力と行動力があり、当時、名古屋南部に新しく造成された埋立地「東築地五号地」界隈を一大リゾート地に開発しようと考えていた。そのひとつが、1910(明治43)年5月に、造られた「名古屋教育水族館」である。開館当時は、年間入場者数は142,000人にも及んでいたと言われている。(同文献より)(写真:名古屋港教育水族館の庭園の水牛)資料:名古屋港管理組合、『堀川沿革誌』より【関連問題】年月日1.現在の名古屋港には、どのような施設があるのかを整理せよ。2.名古屋港が市民や観光客に親しまれるものとなるためには、どうすればいいと思うか。自分なりの政策をデザインしなさい。