経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 34/308

電子ブックを開く

このページは 経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 の電子ブックに掲載されている34ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
基礎知識300マクロ経済学# 27 AS(総供給)曲線/マクロ経済学今、マクロ生産関数が???? (?は付加価値で測った生産、すなわち所得,Lは労働投入,?は正の定数)で表されるものとする。労働市場において名目賃金Wが市場を均....

基礎知識300マクロ経済学# 27 AS(総供給)曲線/マクロ経済学今、マクロ生産関数が???? (?は付加価値で測った生産、すなわち所得,Lは労働投入,?は正の定数)で表されるものとする。労働市場において名目賃金Wが市場を均衡させるように完全に伸縮的に動くケースと、Wが下方に硬直的である(労働組合の反発などを理由にWが低下しない)ケースでは、供給面から見た生産(所得)と物価水準の関係(AS曲線の形状)にどのような違いが生じるか。【解説】□解説ビデオクリップ図は左から労働市場、生産曲線、AS曲線と並んでいる(Wは名目賃金)。なお、労働市場では実質賃金W/Pをもとに需要と供給が決定され、今、W0/P0のもとで完全雇用水準(需給を一致させる労働量)? ?を実現しているとし、? ?はそのときの所得(生産)水準を意味しているとする。①古典派モデル: Wが労働市場を均衡させるように瞬時に動くケース?/?????曲線? ?/? ?? ?? ?/? ?? ?/? ??? ?? ?? ??? ??? ??今、経済が完全雇用(?点)の状態にあり、そこから物価がP0からP1に下落したとしよう。その結果、実質賃金はW0/P1へ上昇するが、名目賃金が均衡に引き戻すように瞬時にW0から?1へ低下するので実質賃金はもとの水準に戻り、物価が上昇しても雇用量も生産量も? ?と? ?のまま変化しない(垂直のAS曲線)。②ケインズ・モデル: Wが下方に対しては硬直的であるケース?/?????/??①②??/?? ? ?②①?②??? ??②??? ?? ?? ?? ?? ?? ??曲線②?①①上のケースと同様に物価が?0から?1に下落して実質賃金が?0/?1へ上昇すると、労働市場が均衡する状態に引き戻すには名目賃金Wの低下が必要であるが、Wは様々な要因で下がらない傾向にあるために、実質賃金が高止まりして雇用量が?′へと減少する。その結果、生産量(所得)が?′へ減少する。この後の需給の調整は?1から?0へ向けた段階的な物価上昇で行われ、それに伴い労働量も? ?に向かって段階的に増加し、生産量も? ?に向かって増加する。そのようにAS曲線は右上がりの領域をもつ。②? ?? ?