経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 39/308
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基礎知識300ミクロ経済学# 32消費者行動の理論2予算制約式/ミクロ経済学A財の価格が200円で、B財の価格が150円の時、ある人の所得が3,000円であるなら、その人の予算制約式はどのようになるか。【解説】□解....
基礎知識300ミクロ経済学# 32消費者行動の理論2予算制約式/ミクロ経済学A財の価格が200円で、B財の価格が150円の時、ある人の所得が3,000円であるなら、その人の予算制約式はどのようになるか。【解説】□解説ビデオクリップ予算制約式は、200x+150y=3000 (x:A財の量、y:B財の量)となる。予算制約式を縦軸にB財をとって描くため、yについて変形する。y ?4? x+2034これは、y切片が20、傾きが?3の右下がりの直線として描かれ、これは予算線(budget constraint line)と呼ばれる。予算線と縦軸、横軸で囲まれる領域は、その人の所得で購入できる財の組み合わせを示す領域である。これを、消費可能領域と呼ぶ。また、予算線の傾きの絶対値、ここでは4 ? 200? ?3 ? 150???を、相対価格(relative price)と呼ぶ。B財価格で測ったA財価格である。もし、A財価格が下落すると、相対価格は小さくなるので、予算線の傾きは元の傾きよりも緩やかになる(傾きが負であることに注意)。【関連問題】年月日1.A財の価格が200円から100円になったら、予算制約式はどうなるか。2.その場合、予算線はどのように変化するか。3.上の図で消費可能領域に色を塗る。