経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 42/308

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基礎知識300ミクロ経済学# 35消費者行動の理論5価格‐消費曲線/ミクロ経済学価格の変化に対する最適消費点の軌跡を、価格‐消費曲線と呼ぶ。今、X財の価格と需要量をそれぞれpとxで、Y財の価格と需要量をqとyで表し....

基礎知識300ミクロ経済学# 35消費者行動の理論5価格‐消費曲線/ミクロ経済学価格の変化に対する最適消費点の軌跡を、価格‐消費曲線と呼ぶ。今、X財の価格と需要量をそれぞれpとxで、Y財の価格と需要量をqとyで表し、この個人の所得をMとする時、pが変化する場合の価格‐消費曲線をX-Y平面に描きなさい。そのうえで、この個人のX財の需要曲線が、どのような形状になるか考えなさい。【解説】□解説ビデオクリップ予算制約式は、px+qy=Mで表される。X財の価格変化に対する価格‐消費曲線は、予算制約式内のpが変化することによる最適消費点の軌跡を描けばよい。同様にY財の価格変化に対する価格-消費曲線は、予算制約式内のqが変化することによる最適消費点の軌跡を描けばよい。通常想定されている無差別曲線と予算線から導きだされる価格-消費曲線は、価格の低下につれて、予算線が反時計回りに回転するため、東北方向に最適消費点が移動するような軌跡を描く。その場合、価格の低下につれて、その財の需要量が増大する関係にあるため、個別の需要曲線は右下がりの形状を示すことになる。? #0【関連問題】年月日1.ギッフェン財とは、どのような財であるか説明しなさい。2.価格の変化を所得効果と代替効果に分解して説明しなさい。