経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 44/308

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基礎知識300ミクロ経済学# 37企業行動の理論1生産関数/ミクロ経済学2生産要素の生産関数Q=f(K, L) (Q:生産量,K:資本投入量,L;労働投入量)において、資本の限界生産力、労働の限界生産力とはどのようなものか説明しな....

基礎知識300ミクロ経済学# 37企業行動の理論1生産関数/ミクロ経済学2生産要素の生産関数Q=f(K, L) (Q:生産量,K:資本投入量,L;労働投入量)において、資本の限界生産力、労働の限界生産力とはどのようなものか説明しなさい。【解説】□解説ビデオクリップ資本の限界生産力(MPKと表記)とは、労働投入量Lを一定にしたままで、資本投入量Kを追加的に1単位増加させた時に得られる生産量の増加分である。以下のように表現できる。???KQMPKL?Lこれは、偏微分の概念を使用すれば? f ( K,L)と表現できる。?Kまた、労働の限界生産力(MPLと表記)とは、資本投入量Kを一定にしたままで、労働投入量Lを追加的に1単位増加させた時に得られる生産量の増加分で、以下のように表現できる。???LK ?KQ? f ( K , L)MPLまたは、で表現できる。?K通常、どのような生産要素であっても、ある程度以上にその生産要素を投入すれば、限界生産力は次第に小さくなる。これを、限界生産力低減の法則と呼ぶ。例えば、生産関数を3Q= K Lとすると、132?Q1 -11 -資本の限界生産力: MPK= 33 3= K・L = K・L?K3 3?Q 2 -12 -労働の限界生産力: MPL= 3 33 3= K・L = K・L?L3 3となる。なお、この例の生産関数は、より一般的に112231221Q=AKαLβ(A,α,βは定数)の形で表されるコブ・ダグラス型生産関数の特殊ケースである。? #063偏微分? #079等高線と効用曲面【関連問題】年月日1.生産関数を等量曲線として表した時、技術的限界代替率とはどのようなものか説明しなさい。2.資本と労働の限界生産力との関係を説明しなさい。