経済学部生のための基礎知識300題 ver.2

経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 45/308

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基礎知識300ミクロ経済学# 38企業行動の理論2諸費用の概念/ミクロ経済学総費用関数をTC=Q 3 -6Q 2 +15Q+30 (TC:総費用,Q:生産量)とする時、固定費用はいくらか、また可変費用はどのように表されるか。【解説】□解説....

基礎知識300ミクロ経済学# 38企業行動の理論2諸費用の概念/ミクロ経済学総費用関数をTC=Q 3 -6Q 2 +15Q+30 (TC:総費用,Q:生産量)とする時、固定費用はいくらか、また可変費用はどのように表されるか。【解説】□解説ビデオクリップ固定費用(Fixed Cost)は、生産量ゼロの時の費用であるから、グラフで切片の値となる。FC=30可変費用(Variable Cost)は、総費用から固定費用を除いた生産量に応じて変化する費用分であるので、次式になる。VC=Q 3 -6Q 2 +15Q平均費用(Average Cost)は、1単位当たりの総費用である。TCAC =Q=Q 2 -6Q+15+30Q平均可変費用(Average Variable Cost)は、1単位当たりの可変費用である。AVC=VC2=Q -6Q+15Q限界費用(Marginal Cost)は、追加的1単位当たりの総費用の増分であるから、MC=d TC2=3Q -12Q+15dQとなる。限界費用曲線は、図のように平均可変費用曲線と平均費用曲線のそれぞれ最低点を下から上へ横切る。? #062微分【関連問題】年月日1.上の場合、平均費用、平均可変費用、限界費用はそれぞれどのように表されるか。2.上記の費用曲線を図に表した時の特徴はどのようなものか説明しなさい。3.なぜ、平均可変費用曲線は平均費用曲線の下側に位置するのか説明しなさい。