経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 61/308
このページは 経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 の電子ブックに掲載されている61ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
基礎知識300ミクロ経済学# 54独占市場1限界収入曲線/ミクロ経済学需要曲線がP=-3Q+15 (P:価格,Q:数量)の時、限界収入曲線はどのようになるか。【解説】□解説ビデオクリップ総収入(TR)は、価格×販売量であ....
基礎知識300ミクロ経済学# 54独占市場1限界収入曲線/ミクロ経済学需要曲線がP=-3Q+15 (P:価格,Q:数量)の時、限界収入曲線はどのようになるか。【解説】□解説ビデオクリップ総収入(TR)は、価格×販売量である。価格に需要関数を代入すると以下の式が得られる。TR=P×Q=(-3Q+15)×Q=-3Q 2 +15Q限界収入(MR)とは、生産物1単位を増やす時にどれだけ収入が増えるかというものであるから、総収入を生産量で微分すると得られる。MR=ddQTR 2- 1 1-1=-2? 3Q + 15Q=-6Q+15例題のように需要曲線を直線と仮定(線形近似)するなら、そこから導かれる限界収入曲線は、需要曲線の傾きの2倍でy切片が同じ直線となる。(右図参照)なお、一般的には、需要曲線をP=f(Q) (P:価格,Q:数量)とすると、総収入と限界収入は以下のようになる。TR=P×Q= f(Q)×QMR=dTRdf (Q)df (Q)= ? Q+f (Q) ?1=f (Q)+? QdQdQdQdf (Q)今、dQは需要曲線の傾きを意味するので、通常マイナスである。つまり、限界収入曲線は、需要曲線よりも下方に位置することがわかる。? #062微分【関連問題】年月日1.需要曲線が、Q=-0.5P+3 (Q:数量,P:価格)であれば、限界収入曲線はどうなるか。