経済学部生のための基礎知識300題 ver.2 page 87/308
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基礎知識300データ処理と数学# 80 3次関数と費用関数/ミクロ経済学以下の表は、Excelで作成した牛の生産業者の生産と費用の関係表(単位は、牛の生産量:頭数、費用:万円)である。この表の空欄を完成させ、固定費用を....
基礎知識300データ処理と数学# 80 3次関数と費用関数/ミクロ経済学以下の表は、Excelで作成した牛の生産業者の生産と費用の関係表(単位は、牛の生産量:頭数、費用:万円)である。この表の空欄を完成させ、固定費用を示す。ABCDE1生産量総費用可変費用平均費用限界費用202500015031400150400.0011042510260255.009053600350200.008064680430170.0075754504868245749789264210896071011910307801210110385313111180930141212621012151313501100161414451195171515481298181616601410191717841534201819241674211920861836222022782028-【解説】□解説ビデオクリップ生産者は、財を生産・販売して得られる利潤が最大となるように行動する。利潤(profit)は、収入(revenue)-費用(cost)で表せる。ここでは、費用と生産量の関係を表す費用関数(cost function)が数値で示されている。B列にある総費用やC列の可変費用を折れ線グラフで描くと3次曲線として表現される。これらの曲線は、C = ax 3 + bx 2 + cx + dのような3次関数となる。総費用は可変費用に250だけ増やしたものであることがわかる。ここでの250は固定費用という。表で空欄となっている平均費用(average cost)は総費用を生産量で割ったものであるので、セルD7の平均費用の計算は、=B7/A7となる。限界費用(marginal cost)は生産量を1増やした時に増加する費用なので、セルE6の限界費用の計算は、=C7-C6となる。それぞれをオートフィルで連続コピーする。この2種類のデータ(D3~E21)をグラフ化すれば、2次関数の曲線となる。? #038諸費用の概念【関連問題】年月日1.折れ線グラフで総費用を描く。2.折れ線グラフで可変費用を描く。総費用とどこが異なるか。3.折れ線グラフで平均費用と限界費用(D3~E21を範囲指定)を同時に描く。