2001年 2月1日

図書館のホームページから『明治の読売新聞』[CD-ROM] を見ることができます

タイタニック記事

図書館のホームページ「CD-ROM検索[学内専用]」で、『明治の読売新聞』を見ることができるようになりました。あのタイタニック沈没(1912)の記事も、左のような原紙のイメージでみることができます。明治の読売新聞のページより[yomiuri3]を選択して、「タイタニック」で検索してみてください。
[注:利用するには端末ごとに以下の設定が必要となります]


タイタニック号沈没の記事
 『読売新聞 明治45年4月18日朝刊』より



システム内容

「明治の読売新聞」は新聞記事をキーワード、日付、分類コード等によって簡単に検索し、紙面を表示するデータベースシステムです。明治7年(1874)11月2日創刊号から明治45年(1912)7月30日までの約60万件の記事タイトル、6万9000ページの紙面を収録しています。

明治の読売新聞について

明治時代の読売新聞は話し言葉に近い書き方で事件・事故や町の話を細かく載せる小新聞(こしんぶん)として出発、漢字にはすべて振り仮名を付け、女性や子供にも読めるというのが編集方針でした。1880年代になると、坪内逍遙、幸田露伴、尾崎紅葉らの文学者を社員として招き、紅葉の連載小説「金色夜叉」の大成功など「文学新聞」の名を得ました。
首都の小新聞で、明治初期から現在まで切れ目無く、同じ題号で発行されているのは読売新聞だけです。もちろん、政治、経済、国際といった大きな出来事が報道されていることは言うまでもありません。銀座不燃化計画、西南戦争、鉄道の延長、日本発の憲法発布、日清・日露戦争。こうした大事件は多様な視点からの記事が満載されています。  「KINOLINE Vol.21 No.6より」

端末の設定

1. 図書館のホームページより「CD-ROM検索 [学内専用]」を選択します

2.「名古屋学院大学附属図書館 CD-ROMデータベース検索」画面が表示されます。

3. CD-ROMデータベース検索を利用するには、初期設定を行う必要があります。初期設定をされていない方は、「イントロダクション」をお読みになり、「利用マニュアル」のとおり設定を行ってください。初期設定は一度だけです。

4. データベース検索画面より「明治の読売新聞CD-ROM」を選択します。
「明治の読売新聞CD-ROM(イメージ)版」画面下にある「yomi.set」をクリックして、setupプログラムをインストー汲オてください。

検索方法

1. 明治の読売新聞はCD-ROM枚数が多いため、年代別に「yomiuri1」「yomiuri2」「yomiuri3」という3つにわかれています。年代があらかじめわかっている場合は、最初に該当する年代を選択してください。わからない場合はどれか一つを選択します。検索はすべての年代を対象としますので、記事タイトル一覧の結果をみてから、年代の選択を再度すれば、原紙イメージにたどりつくことができます。

2. 「明治の読売新聞」の画面が現れ、読売新聞社が著作権を保持している旨の表示がでますので、「了解」を選択してください。

3. すると、「検索画面」が表示されます。キーワード入力で「タイタニック」などのことばを入力して、検索実行キーをおすと、「記事タイトル一覧」が表示されます。

4. 見たいと思う記事の上で、ダブルクリックすると、原紙のイメージが出力されます。記事の掲載日が最初に選択した年代と異なる場合は、「CD-ROMをM38に交換して下さい」といったメッセージが表示されます。もう一度、年代選択画面に戻って再度検索してください。表示された原紙イメージは、見やすい倍率に調整してご覧ください。必要の部分だけを選択して印刷することもできます。

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