これは岸田ゼミ用のテキストである
ゼミ生は各章にある問題の指示に従うこと
この教材は事務系のプログラム開発の基礎を学習することを目的としている。ここでは、VisualBasicという言語を用いプログラミングの基礎的な学習をするように設定されている
VisualBasicはマイクロソフト社の提供しているプログラム開発用言語である。 この言語は、EXCELやWORD、ACCESSなどでも使用されている。 JISなどで制定しているBASICとは文法的に異なるところもあるイベントドリブン型の言語である。
イベントドリブンのイベントとは、パソコン画面である動作が行われたことを意味する。数字が入力されたとか、画面上のボタンがクリックされたとかがイベントということになる。
ドリブンとはそれらのイベントをきっかけとして、それに対応する処理を行うことを意味する。ボタンが押されたら計算を開始するとか、印刷を行うということがドリブンということになる。
VisualBasic は、画面対応型の処理を基本としたプログラム開発言語ということができる。このためVisualBasicでは画面設計を行うためのフォームというものが用意されている。
またフォームから入力されたデータやボタンが押されたことにより、データを保存したり計算したりデータを加工して印刷をするような全体に共通するような業務は、プロジェクトとよばれる部分で管理される。