■ TOP補論

 ▼ 仮説のチェック

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 □例題:●●●●●●● 難易度:★★★★ 目安時間:●分 例題集
 

 ここで事実はどちらかのケースになる。(コインの裏と表のように二つに一つである)
  • ケースH0 : b=0  =>  変数XとYは無関係
  • ケースH1 : b≠0  =>  変数XとYは関係あり
 ここで我々に都合が悪い結果は、ケースH0のb=0のときである(何故か理由を考えよ)。よってこのケースH0のb=0である仮説(hypothesis)は消し去りたい。このような仮説を判定するには検定(test)をする必要がある。しかし残念ながら、仮説であるために実際はどちらのケースであるかは、我々にはわからない。そこで、統計的確率という道具を利用する。
 すなわち天気予報を例とすれば、本当に晴れるかどうかはわからないが、「何%の確率で晴れである」かを予測する。同様に、「ケース0である確率は何%である」という表現は可能である。このような方法として確率分布を利用する。
 □例題:仮説 難易度:★★★ 目安時間:10分 例題集
  統計学もしくは計量経済学のテキストを利用し、H0が、帰無仮説(null hypothesis)対立仮説(alternative hypothesis)かのいずれかを判断せよ。

last modified :2003.09.27