■ TOP補論

 ▼ 検定における過ち

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 □例題:●●●●●●● 難易度:★★★★ 目安時間:●分 例題集
 

 テストを行なう場合には、2種類の正解がある。
  1. 帰無仮説H0を否定(棄却)する
  2. 対立仮説H1を採択する
 ここで1.は、否定すべき仮説(帰無仮説)を否定することで肯定する手法をとる(二重否定)。この検定において2種類の誤った判定を行う可能性がある。
  1. 帰無仮説H0を採択する : 第1種の過誤
  2. 対立仮説H1を否定(棄却)する : 第2種の過誤
 具体的な例では、1.は「不合格者を合格としてしまう」ことであり、2.は「合格者を不合格としてしまう」といったミスである。
 これを表に示すと以下のようになる。
H1H0
採択正しい第2種の過誤
棄却第1種の過誤正しい
(統計的的仮説検定)

 □例題:●●●●●●● 難易度:★★★★ 目安時間:●分 例題集
 

last modified :2003.09.27