▼ t値の導出
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□例題:●●●●●●● |
難易度:★★★★ |
目安時間:●分 |
例題集 |
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いま問題としている回帰パラメータbの場合には、まず、utが正規分布するという仮定の下では、パラメータの推定値もやはり正規分布に従うことが証明される。(証明略)
bのt値は、上と同様に
(式3)
(ただし、はbの最小二乗推定値、はの標準偏差(Standard Deviation)の推定値。)として求められる。この値の絶対値が大きければ、係数が0であるということ(すなわち棄却したい仮説)が生じる確率は小さくなることを意味する。
上記の計算には3つの統計値が必要となるが、それらは既にワークシート上に計算されているものばかりである。どのセルが対応するかを考えて、例題を解いてみること。
□例題:t値の導出 |
難易度:★★ |
目安時間:20分 |
データ |
式2,3を使って例題データ1、例題データ2で求めた単回帰の係数の推定値(最小二乗推定値)のt値を求めなさい。t値の大きさは、図の1のどこに対応するかを考えなさい。 |
last modified :2003.09.07
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