TOP>研究会・シンポジウムのご案内>第1回 | |||||||||||||||
■ シンポジウム:地域の経済社会と愛知万博 −開催効果と地域発展のあり方をめぐって− |
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【プログラムの概要】 | |||||||||||||||
NGU万博プロジェクト研究の紹介 ― 開会のあいさつに代えて(13:30 〜13:35) 小林 甲一(名古屋学院大学経済学部教授 社会政策論)
ハガキ・FAXにて「万博シンポ参加希望」・住所・氏名・電話番号をご記入のうえ、11月5日(木)までに下記宛お申し込みください。後日、参加票をお送りします。 〒480-1298 瀬戸市上品野町1350 名古屋学院大学産業科学研究所 *なお、参加は無料です。 主催:名古屋学院大学産業科学研究所
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― 開催効果と地域発展のあり方をめぐって ― 趣旨:地域からみた2005年日本国際博覧会 ― NGU万博プロジェクト研究のめざすもの ― 名古屋学院大学経済学部教授
NGU万博プロジェクト研究代表 小林甲一
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1997年6月、国際博覧会協会総会において、2005年に、愛知県瀬戸市を主会場とする日本国際博覧会(「愛知万博」)が開催されることが認定されました。ここ数年、とりわけ万博開催が会場予定地(「海上の森」)の環境破壊につながるかどうかをめぐって賛否両論が繰り広げられたり、また、開催決定後も、環境アセスメントや関連する公共事業など、さまざまな問題が論議され、注目されています。今後、この地域周辺の21世紀 に向けた地域づくりが、この万博開催を柱に展開することは確かだろうと思います。 博覧会の開催は、地域に、きわめて大きく、多様な効果をもたらすものと考えられます。もちろん、効果といっても、期待されるプラスの面だけではなく、その進め方によっては、かえってマイナスの効果ばかりを呼び起こすことも懸念される。そこで、「2005年国際博覧会が地域へ及ぼす効果」に関する研究活動を通じてその展開を見守っていくために、今年3月、名古屋学院大学産業科学研究所に「万博プロジェクト研究」を発足させ、4月から活動を開始しました。 「地域」は、きわめて多様で、特殊な要因が層的に重なって構成されている生活、経済や社会、そして文化の全体的集合体です。それを考察していくためには、限定的、長期的かつ総合的な視点をもたなければなりません。そこで、このプロジェクトでは、次のような4つのテーマをその柱として調査・研究活動を進めていくことにしました。
「愛知万博」の基本構想でも、自然との共生や地域との調和、そして地域の市民参加が強く求められ、また、まちづくりと一体となった会場づくりをめざすことが表明されています。この瀬戸市でも、万博開催およびそれに関連する事業がいろいろと構想されています。今後も、開催地をかかえる「地域」の視点がますます重要になってくるでしょう。このシンポジウムを機会に、愛知万博の開催が地域の経済社会に及ぼす効果を検討し、また、それをまさに「21世紀型地域政策の実験場」としてとらえ、これからの地域発展のあり方について考えることができればと思います。 |
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