Library Action Committee ワークショップ 2003 第2回
生活と環境
- 環境にやさしいライフスタイルを考える -
李 秀 ●イ スウチョル
[名古屋学院大学経済学部助教授 専門は環境経済学]
■集積された生活ゴミ
豊かさと利便性を追求してきたわれわれのライフスタイルは、今日のような大量生産・大量消費・大量廃棄の社会システムを作り、その結果、環境に大きな負の影響を与えています。例えば、21世紀に人類が克服すべき最大の環境問題である地球温暖化現象も、その1/3がわれわれの日常生活と係わるエネルギー使用に起因していると言われています。 人間は豊かな自然の中から共生の知恵を学び、心身を癒してきました。したがって環境問題は、大気や水質汚染、自然の破壊、有害物質の被害といった物理的な問題にとどまるのではなく、人間の情緒をも蝕み、異様な犯罪など現代社会の様々な問題発生の原因にもなっています。 このワークショップでは、われわれの生活から起因する多様な環境問題を理解・認識し、環境にやさしいライフスタイルへ変革するための方途を探ってみたいと考えています。 |
11月26日(水) 14:00〜16:00
場所: 名古屋学院大学附属図書館3階 グループ研究室
名古屋学院大学Library Action Committee主催
お問い合わせ先 toshokan@ngu.ac.jp п@0561(42)0352