2001年 1月 6日作成

第10日目 新年の私
「あけましておめでとうございます。」
「あ、どうも、おめでとうございます。」
「お正月どうでした?」
「紅白が終わる直前から子どもを連れて初詣に出かけてました。」
「紅白を見る余裕がある大晦日なんてすごいじゃないですか?」
「いえ、紅白を見ていたというか、TVをつけていたのは子どもたちだけで、私は2階の書斎で仕事をしていました。」
「奥様は?」
「奥様は、夜が全くダメな人なので、時節に関係なく9時に寝てます。」
「はあ..で、岐阜だとやっぱり伊奈波神社ということですか?」
「そうです。人が多くて大変だったですけどね。」
「で、お正月は?」
「だから、初詣に出かけたと...」
「それだけですか?」
「それだけです。後は世紀を越えた原稿書きですね。」
「20世紀で片を付けると威張っていた原稿の数々でしょう?」
「その通りです。わかってるじゃない。」
「それで、今年の抱負などは。」
「来る仕事を拒まず、はりきってがんがんやる、ということに尽きるのではないでしょうか?」
「そんなこと言っていていいんですか?ホントに仕事が来ますよ、それも死ぬほど。」
「やっぱり、ちょっと不安ですけどね。今年もどうぞよろしくお願いします、というところで仕事の続きを...」

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