2003年12月 8日作成

第20日目 再び新しいパソコンと私

「パソコンを新しくしたんでしょ?」
「自宅の分ですけどね。」
「研究室で使っている方が古かったんですよね?」
「そうなんですよ。でも、自宅のは買ったときから体調がよくなかったですね。ハードディスクから心地よい音がガリガリ鳴ってましたしね。」
「それが原因で交換?」
「いやぁ、何となく使っていたんですけど、その音はそのうちにしなくなりました。まあ、いいかぁ、と思っていたらメモリーがすぐに足りなくなるという状態が起こるようになって...」
「だいぶ積んでたんでしょ?」
「もちろん、512MB積んでましたからね。足りないはずがないんですよ。MSWORDを何度か立ち上げて、それから一太郎を起動しようとすると、「メモリーが足りません」のメッセージが出るし。MSWORDが原因じゃないかと、最初は疑ったんですけど、それどころじゃない。」
「FDのドライブも壊れてましたよね?」
「そうそう、それで、USBから読めるようにFDドライブを買ってきたんですが、これがまたトラブルになってしまって。うまくFDを読めないんですよ。それにAドライブが使えなくって、Gドライブになってしまうわけですよ。そうすると、IBMのホームページビルダーが使えなくなって、仕方ないから家ではノートパソコンの方を使ってホームページの修正をしていましたけどね。」
「それじゃあまあ、仕方なかったと...」
「巡り合わせが悪かったと思っています。」

「で、新しいパソコンはどうですか?」
「今のところは順調です。DELの8300というシリーズでCPUが3G、メモリーが1G、ハードディスクが120Gというのを買ったのですが、一番「おおおおっ!」と思ったのは、音が静かなことですね。ファンの音もほとんどしないし。」
「それはすごいですね。」
「でも、今までは、パソコンをいじっていると、ハードディスクにアクセスするのがわかったじゃないですか。おっ、パソコンががんばってるな、とか。それが、なくなって寂しいですね。」
「まるで、車のエンジンの音とかタイヤが道路を這う音とかが、懐かしいみたいですが。」
「そんなもんでしょう。」
「今乗っているビスタにご不満で?」
「そんなことないです。いちいち地面の様子までハンドルを握っていてわかったら、たまったもんじゃありませんから。」

「研究室のパソコンも買い換えるんですか?」
「うーん、古いとはいえ、今のところは順調に動いていますからね。とにかく元気なのが一番でしょう。」
「人間と一緒?」
「そうですね。年齢だけじゃなくて、早く老化する人はそうなるし、いつまでも現役でいられる人はいくらでもいますからね。」

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