名古屋学院大学通信制大学院
外国語学研究科英語学専攻
内容
修士論文(2005年1月)への道
授業ガイダンス
英語教育学、第2言語習得論等で利用する学術雑誌(英文)
修士論文(2005年1月)への道
日程(公式版):
2003年8月9日〜12日 夏季スクーリング
2003年12月20日〜21日 冬季スクーリング
2004年 3月31日「修士論文研究計画書」提出期限
2004年 5月30日第1回 [修士論文進捗状況報告書」
2004年 7月31日第2回 [修士論文進捗状況報告書」
2004年 8月 9日夏季スクーリング
2004年 9月30日第3回 [修士論文進捗状況報告書」
2004年10月31日「修士論文提出許可願」提出期限
2005年 1月30日「修士論文」提出期限
日程(非公式版)
2003年8月9日〜12日 夏季スクーリング(「英語教育学論文演習」は8月9日の全日になります。)
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修士論文のテーマとして自分が考えつくことを、3つ用意する。それぞれのテーマについて、以下の要領でまとめる。
(1)論文のタイトル
(2)章立てと各章の簡単な説明
(3)参考文献(なければそれでもいい)
3つ用意するのは、自分の思い込んでいるテーマで固まらないようにするため。あまり勉強してみないうちから、頭を固めると本当に固まって動けなくなることがあります。それを避けるために、テーマを3つくらい(数は適当ですが)設定し、いろいろ考えてみるのは効果的です。
2003年12月20日〜21日 冬季スクーリング(「英語教育学論文演習」は12月20日の午後になります。)
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夏季スクーリングで話し合ったテーマについて、自分で一つに決め(あるいはまったく別のことでも結構ですが)、スクーリングで発表できるようにします。
冬季スクーリングまでに、自分のテーマについていろいろな文献を読み、説得力のある発表ができるように準備します。
発表の資料は次のようなものを用意して下さい。
(1)論文のタイトル
(2)章立てと各章の簡単な説明
(3)第1章(研究の意義)の詳細
(4)先行研究の概要
(5)参考文献リスト
テーマ
本演習は英語教育学の分野での修士論文あるいはワーキングペーパーの作成を前提にしている。
英語教育学は広い範囲を扱い、関わっている人の興味関心によっていろいろな切り口が可能である。研究手法も理論的なものから実践的なものまで様々であるし、扱うテーマも周辺領域まで含めると極めて広範囲に及ぶ。
受講者は、「英語教育学研究」「英語教育指導論研究」で扱った内容を中心にして、自分の研究したいテーマを決め、それをもとにして担当教員と個別に修士論文あるいはワーキングペーパーの作成を進めることになる。
修士論文作成の手順
(1) テーマの設定:修士論文のテーマを設定する。この時には授業で扱った内容を始め、 自分自身の授業実践でぶつかった疑問、あるいはこれまでに研究してきたことなどを中心にして考える。
(2) 先行研究の調査:(1)で選んだテーマについて、過去にどのような研究が行われているかを調査する。それによって、これまでに扱われていない問題、また時代の変遷と共に考え方が変わってきた問題などを検討し、(1)のテーマをさらに絞り込む。
(3) 研究計画の作成:どのように調査、研究を進めていくのかを検討し、レポートにまとめる。
(4) 研究計画に従って研究を進める。
(5) 実験、調査などの経過及び結果をレポートにまとめる。
(6) 論文全体の体裁を整える
なお、この演習では2回のレポートを提出することになっているが、前述の手順の中の(3)が第1回目のレポート、(5)が第2回目のレポートにあたる。
指定教材
*佐野正之(編著)(2000)『アクション・リサーチのすすめ:新しい英語授業研究』大修館書店.
セリガー・ショハミー(2001)『外国語教育リサーチマニュアル』大修館書店.
参考文献
*Celce-Murcia, M. (ed.)(2001) Teaching English as a Second or Foreign Language (3rd ed.) Heinle & Heinle Pub.
*K.ジョンソン・H.ジョンソン(編)岡秀夫(監訳)(1999)『外国語教育大辞典』大修館書店