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▼ 第01回 学習のねらい・学習方法
■ 学習のねらい
本サイトでは、「パソコン統計」として、経済学および経営学におけるコンピュータ利用をテーマとする。パソコンのリテラシー（基礎）から、経済・経営学で必要となる分析の入門的手法を習得することを目的とする。専門科目でのデータ処理・分析のみならず、将来、さまざまなデータを処理する際に、最低限必要な内容を学習する。
具体的学習内容としては、最初にマクロ経済学・ミクロ経済学の内容の復習としてこれらに関する例題を行う。コンピュータを利用しながら経済および経済学についての理解を深める。また、計算方法やグラフの描画についての復習をしながらデータの重要性を理解する。
その後、データについて簡単な統計的処理（基本統計量）を学習する。データの整理（度数分布表）からデータの特徴を捉えるための統計量（平均や標準偏差）について実際に計算しながらその意味を理解する。１変数だけでなく、２変数の関係を捉えるための方法を学習する。最後に、電卓や暗算ではできないような大量のデータの処理をマスターする。
■ 学習方法
実際の経済・経営データなどを用いてノートパソコンでいくつもの例題を自分で処理してゆくことから、経済学・経営学に必要な知識を身につけることができるように努める。
- 情報リテラシー（WordとExcel操作およびネットワーク）の最低限を理解していることを前提とする。（自分で確認するには、Excelの基礎を参照）
- 毎回、パソコンを使用するが、操作説明中心の実習ではない。操作方法は説明すれば誰でもできるが、処理の内容を理解し、自分でできるようになることが講義の目的である。
- 授業は連続しているので必ず出席し、積極的に内容を理解するよう努めること（授業を欠席したり、説明を聞いてないことからわからなくなったような場合、説明は繰り返さない）。
- 関連科目（統計学、計量経済学、ミクロ経済学、マクロ経済学）の履修を推奨する。
- 各自、授業用のフォルダ(folder)を作って保存しておくとよい。万が一のため、バックアップはとっておく。
- 講義内容について説明をする際には、パソコンでの作業を中止し、ノートを採りながら理解するとよい。
■ 成績評価法
学期末試験、出席、受講態度などから総合的に判断する。出席が規定に満たない場合は、失格とする。
last modified :2005.11.05
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